「筋トレ=ダイエット」←このイメージができない人は少くないです。私も最初は筋トレがダイエットに効果的だと理解できないまま筋トレをやりはじめたのですが、筋トレをしだしてからみるみるうちに基礎代謝が上がりはじめたことでダイエットに効果的であることを身をもって思い知らされました。それから筋トレがダイエットにいかに大切であるかを皆さんにお伝えする義務があると感じ始めたのです(笑)。では、ダイエット中に行う筋トレはどういった形で行えばいいのでしょう?
「筋トレは毎日やったほうがいいの?」という質問を本当に多くもらいます。確かに毎日筋トレをしたほうが筋肉がつきやすいイメージがあり、その分、ダイエットにも効果がありそうな感じがします。しかし、実際のところ、筋トレは毎日は行わない方がいいのです。そもそも、筋トレをしたくない理由として「毎日辛いことをしたくない」という人がいると思います。そういう方には朗報かもしれませんね(笑)。筋トレを毎日行うのがダメな理由は筋肉の仕組みにあります。
筋肉の仕組みを知ると、毎日筋トレをすることが意味がないことがわかります。筋トレは筋肉量を増やすためにやる、これは皆さんわかっていると思います。間違ってもいません。問題はここからで、筋トレを毎日すれば筋肉が少しずつついていく、と勘違いしている人が多いんですよね。実はそうではなく、筋肉は休養期間を与えることで大きくなったり、量が増えたりするのです。つまり、毎日行うと筋肉の成長の為に欠かせない休養期間を設けられないため、筋肉が大きくなったり、量が増えたりしにくくなるのです。筋肉痛が残っている場合は休養期間を与えてあげるべきです。
では、どの程度のペースで行うのが理想なのでしょうか?1回のトレーニングで全身の筋トレを行うのであれば、3日に1回程度で十分でしょう。もう少し本格的にトレーニングしていくとなると、今日は上腕、明日は太もも、というように鍛える部位が日別になったりしますが、このような場合はほぼ毎日行なっても平気でしょう。要は同じ部位の筋トレを毎日続けて行わなければいい、ということわけなのです。実際、ボディビルダーの方なんかは休養日には一切重いものを持ちあげない、という方もいるぐらいですからね。
ただし、腹筋に限っては高負荷なトレーニングをすることが難しい部位になるので、よほどの筋肉痛でない限り、毎日行ってあげたほうがいいです。「腹筋が1回もできない」という人もいますが、1日5回でいいので頑張って続けてみましょう。すると1週間後には5回がラクになり、さらに1週間後には10回できるようになり、と必ず日々上達していくものですので、諦めずに日々の日課としてコツコツ続けていきましょう。
関連記事