基礎代謝を飛躍的に高める方法において、基礎代謝を高める方法として「筋トレ」が大切であるとご紹介しました。でも、筋トレと言ってもどんなことから始めていいのかわからない、という人が大半だと思うんです。学生時代に部活をしていて、その中で筋トレをしたことがあるという方でも間違った筋トレをしがちですからね。なので、まずはダイエット中の正しい筋トレのやり方を学ぶことが大事になってきます。
筋トレには大きく分けると2つの方法があると言われています。その2つというのが以下です。
1.低負荷高回数の筋トレ
2.高負荷低回数の筋トレ
筋トレには大きくわけて上記のように2つの方法があることを覚えておきましょう。それぞれの特徴を、上腕二頭筋(力こぶ)を鍛えることを例にしてみましょう。1.の筋トレ方法はダンベル5kgを15回×5セット、2.の筋トレ方法はダンベル12kgを8回×3セットという形になります。少し、ご自身で考えてもらいたいのですが、どちらの筋トレ方法がダイエット中に大切になってくると思いますか?理由と一緒に考えてみてください。
では答えを発表します。ダイエットにおける筋トレは「1.低負荷高回数」の方法で行うのが正解と言えます。1.の鍛え方をすると、いわゆる“使える筋肉”をつくることができます。この鍛え方をすると筋肉量を効率よく増やせるので、脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい体質になることができるんです。
ちなみに2.の方法で行う筋トレは肥大化が目的となり、筋肉が大きくなるため、ボディビルダーを目指す人なんかが行ったりする筋トレ方法になります。筋トレ=2のイメージが強いので、筋トレをすると体が大きくなってしまう、と心配してしまう方が多いんですよね。はっきり言ってしまうと、肥大化のトレーニングってとても難しいので、筋肉はそう簡単に太くなりません。なので女性で「筋トレは太くなるからイヤ!」と思っている方は太くなると心配する必要はこれっぽっちもありません。
筋トレというとどうしても上半身のトレーニングを思い浮かべるのですが、下半身も均一にトレーニングをしたほうがいいです。実に筋肉の3分の2は下半身にあると言われているので、下半身も一緒に鍛えたほうが痩せやすい体になりやすいです。下半身の筋トレで手軽にできるものだとスクワットあたりがおすすめです。スクワットは下半身全体を鍛えることができますし、足腰を強くしたりすることもできますので、老後の対策も兼ねてぜひ行ってみてください。
関連記事