一説によると、ダイエットは日本が高度経済成長期に突入し、生活が豊かになってきたことからはじまったと言われているので思っているほど歴史は長くないです。医学というのは常に進歩していて、昔当たり前だと思っていたことが今になって実は違った！なんてことがよくあります。ダイエットにも同じことが言えて、昔から当たり前のように語られてきたことが全くの嘘だったということがよくあるので、ダイエットに関する知識をしっかりと身につけたほうがこれからのダイエットを効率よく進めることができます。では、ダイエットに関する嘘・噂とは？
多くの方がダイエットについて勘違いしていることのひとつに、“ダイエット＝体重を減らす”という考え方が挙げられます。「今日からダイエットを始めるから体重を減らさないと」←これってごく自然に聞こえますが、実は大きな間違いです。たしかに体重が減ると体重が軽くなるのでダイエットに成功した感じてしまいますが、長い目で見たとき、体重だけを減らすダイエットを行っている人はリバウンドをしやすい傾向にあり、ダイエットに成功してはまた太る、そして、成功してはまたまた太る、といった悪循環を抜けられないのです。では、体重を減らさず、何を減らすのが正しいダイエットなのでしょう？
人間は体重を減らそうとすると“色々なもの”が落ちるんです。食事制限ばっかりやっている人に多いのが、体重の減少と同時に筋肉まで落ちてしまうというパターンです。筋肉が落ちてしまうことって効率よくダイエットをする上でかなりの問題になってくるのです。今後、絶対に忘れてもらいたくないのが、「筋肉は脂肪を燃焼させる働きが大きい」ということです。食事制限ばっかりやっていると体重とともに必ず筋肉が落ちて、脂肪を燃焼しにくい体になります。もっと簡単にいえば、筋肉が落ちると“痩せにくい体”になるということです。なので、体重が落ちようが落ちまいが、しっかりとキープさせないといけないものです。体重を落とすダイエットはたしかに一時的に痩せた気分になりますが、ほぼ100％の確率でリバウンドを起こします。これでは効率のいいダイエットとはとてもいえません・・。
ここまで説明すれば、なんとなくどういったダイエットが正しいかは理解できてきたと思います。そうですね、体脂肪を落とすダイエットが正しいダイエット（ダイエット＝体脂肪を落とす）ということになります。これを知っておくだけでもだいぶ変わってくると思います。体重計でいつも体重ばかり見ていた人はこれからは体脂肪の欄をよく見るようにしてみましょう。体脂肪を落とすには食事制限だけでなく、運動をしたり、脂肪の燃焼を高めるための生活習慣を送っていくことが大事になります。
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